スポーツ健康科学実技Ⅱ(秋学期集中授業・スノーボード:理工学部・総合情報学部)
【Sports and Health Science Practical Training Ⅱ: Snowboarding 】
担当者 :一川大輔、山崎享子、本学非常勤講師
対象学部:理工学部・総合情報学部 (1~3年生のみ:4年生は履修不可)
なお、履修者が10名以下の場合、また10名以上の履修者がいても、その後、キャンセルがあって、9名以下になった場合、本授業は開講されません。
授業の目的・内容・到達目標 :
雪上でのスポーツ活動は、自然への理解を深め、また身体活動を高めることができる。学習場面では、指導者と学習者における相互の人間関係が深められ、かつ技術を向上することができる。また宿泊を通じた集団で生活する中で、相互にコミュニケーションを交わす中で、人間関係を自然に高めることに繋がる。
スノースポーツは、初期の技術レベルが異なるが、学生それぞれが自発的な運動を学習する意欲を持てるように指導する。技術・体力に応じた滑走技術を習得し、楽しい生涯スポーツ種目のひとつとして取り組み、理解することを本授業の目的とする。
講義スケジュール:開講期間:【予定】2月中旬予定(3泊4日)
【実習のキャンセル】
原則として実習のキャンセルは認められない。やむを得ない事情により実習への参加が不可能になった場合は、速やかに担当教員まで連絡をすること。キャンセルに伴う、実習費の取り扱いは以下のようになる。
○宿泊費は、実習初日のAM8:00以降のキャンセルは返金できない。
○保険料は、保険会社に事前登録して支払うので参加確定後は返金できない。参加確定後入金前でも支払い義務が生じる。
※2019年申込金実績;27,016円
内訳: 25,400円(宿泊代、食費(初日の夕食、2日目、3日目の3食、最終日の朝食)
1,616円(国内旅行傷害保険代)
○リフト代、レンタル代は学生ごとに現地払いとなります。
リフト代の目安: 1日券:2,500円、回数券1回400円
※技能レベルや班ごとにリフト代は異なる可能性あり (学生証など身分証明書を用意)
(19歳の場合はリフト券が無料(雪マジ19)もしくは20歳、21歳はリフト代が終日半額になる
システム(スマイル21・22)も利用可能)
実習前までにアプリの登録を済ませておくとよい。
レンタル代の目安:現地にて徴収 (実習期間中通しの金額:半日+2日+半日):
【レンタル料金について】毎年若干の料金変更あり
期間中 スノーボードSet… 約4,700円
ウェアーSet… 約4,500円
スノーボード+ウェアーSet… 約8,800円
小物3点セット・・・1,800円
※なお、ヘルメットは本学から用意します。
■レンタルSet内容は次の通りとなります。
スノーボードSet… スノーボード板+スノーボードブーツ
ウェアーSet… ウェアー上下+ゴーグル+グローブ+ニット帽子
【事前授業(厳守)】
履修登録後、実習前に数回の事前授業を実施する。
スノーボード実習は、大学内でおこなう「事前授業」と現地での「実習」の両方で成り立っている。履修登録をしていても事前授業を無断で欠席した場合は、現地での「実習」に参加できなくなるので、十分注意すること。単位の取得も認められない。事前授業は、以下の日程(予定)でおこなう。掲示板や学内からのメールなどでの情報を確認すること。
※なお、履修登録が完了したものは、ToyoNet-ACEの設定画面→リマインダ設定→携帯メールアドレスの登録を必ず行って下さい。
★事前授業① 9月 日(木)12:20から 場所:体育館内アリーナ (昼食持参可)
・本授業の説明、履修登録方法の説明、実習カードの記入、種目内容の確認
◎持参するもの (1)顔写真(縦4cm×横3cm) (2)筆記用具
★事前授業② 10月 日(木)12:20から 場所: 体育館内アリーナ (昼食持参可)
履修登録の確認、技術レベル等のアンケート、レンタル品のアンケート、実習の説明
◎持参するもの (1)履修確認表のコピー (2)筆記用具 (3)健康診断結果報告書のコピー(4号館1階証明書発行機)
★事前授業③ 12月 日(木)12:20から 場所:体育館内アリーナ (昼食持参可)
申込金の納入方法の説明、返金口座の記入(銀行口座の詳細:銀行名・支店名・口座番号が分かるものを持参する)、
実習要項の配布、実習計画の説明、レンタル品等の確認
(申し込み納入期間: )
★事前授業④ 1月 日(木)12:20から 場所:体育館内アリーナ (昼食持参可)
実習の最終確認、陸上でのビデオなどを用いた事前講習など
指導方法:
【実習 1日目 午前】 各自公共交通機関を利用し移動(自家用車使用不可)、現地宿泊施設に集合(12:30集合:宿泊ロッジ内ロビーに集合) |
【実習 1日目 午後】 ・開講式 グループ編成確認(技術レベル別に編成) ・講習 《スノーボード》 着脱、転倒起立、平地移動、方向転換 |
【実習 1日目 夜】 ・講習 安全な滑走のための基礎知識と技術論 用具のメンテナンス方法等の説明 |
【実習 2日目 午前】 ・講習 《スノーボード》 基本フォームと滑走姿勢の理解、リフトの乗降 |
【実習 2日目 午後】 ・講習 《スノーボード》 両足を固定しての停止フォールラインへのサイドスリップ(横滑り) |
【実習 2日目 夜】 ・講習 講習中のビデオ撮影からのフィードバックとグループミーティング |
【実習 3日目 午前】 ・講習 《スノーボード》 サイドスリップからのターン動作の習得、立ち上がり動作を用いたターン動作の習得 |
【実習 3日目 午後】 ・講習《スノーボード》 ロングターン、カービングターン、ショートターン |
【実習 3日目 夜】 講習 からだの疲労回復を目的としたストレッチ講座とグループミーティング |
【実習 4日目 午前】 ・講習 《スノーボード》 総合滑走① |
【実習 4日目 午後】
・閉講式 講師による講評 レポートの説明 現地解散(13:00頃) |
【実習後】・授業レポートの作成と提出 |
事前授業①~④(1回当たり1時間)で合計4時間
学外実習1日当たり10時間:AM8時からPM8時の10時間に充当×4日=40時間
レポート課題作成(約2時間)
合計:46時間
成績評価の方法・基準
事前授業と実習の全日程参加した者を単位認定のための対象とし、活動状況(積極性・協調性など学生・教員との間のコミュニケーション状況)50%、理解度(技術に対する理解を含む)30%、受講態度:20%から総合的に成績を評価する。東洋大学の成績評価の基準に準拠する。
テキスト:
使用しない
参考書:
必要に応じて紹介する。
備考:なお、履修登録人数によっては開講しないことがあります。
携行品:健康保険証のコピー、身分証明書(リフト券減額に利用)、筆記用具、防寒具(セーター、フリースなど)
厚手の靴下、ゴーグル、スノーボード用品、スキー・スノーボードウェア、着替え、
洗面用具、入浴セット、バスタオル(部屋には置いていないため)、洗顔タオル、日焼け止め、
手袋、帽子、
その他各自必要とするもの
※常備薬(薬事法上、大学では準備できません)
- 受講者は、ヘルメットの着用を義務付ける。同意できない者の受講は原則として認めない。 ヘルメットは本学が用意します。
生活に関する注意事項
・実習中は、東洋大学生として節度ある行動をとること。
・時間を厳守し、規則正しい生活を送ること。
・実習期間中は禁酒とする。
・宿舎の部屋の中は禁煙とする。
・他人に対して、または宿舎、スキー場などで、実習に迷惑を与える行動があった場合、
下山(即刻電車にて帰宅させ、単位を認定しない)を命ずる場合がある。
交通機関利用上の注意
各自必ず公共交通機関(新幹線)を利用し移動すること。(学割を事前申請すると良い。自家用車使用不可)
詳しくは、オリエンテーション等で伝える。
宅配利用上の注意(宿泊先の舞子高原ロッジに送ること。)
・宿舎へ荷物を送る場合は、氏名と東洋大学である旨を明記すること。
・天候や交通事情を考慮し、3~4日程度の余裕を持って送ること。
・控え伝票を必ず携行すること。
以下 利用施設からの案内
・荷物の伝票に「ご宿泊日または来場予定日」、お届け日欄には、「ご来場予定日の前日までの日にち」をご記入ください。東洋大学スノーボード実習と記載
・お受け渡しの際は、宅急便の伝票が必要です。予めご用意の上ご来場ください。
・予め往復便の発送を勧めます。
・日本郵便「ゆうパック」はおすすめしません。
雪山でのアドバイス
・雪の照り返しが強いので、日焼けに弱い人は日焼け止めが必須。またゴーグルにより目を保護すること。
・バスを降りてから宿舎までは、雪坂道なのでサンダル、ヒール等は危険。
・寒い時、吹雪の時は首回りを保護すると暖かい。(ハイネック、ネックウォーマー等)
・厚手の靴下やアンダーウェアは何着かあると着替えられて快適である。
・スノーボード受講者は、市販のヒップパッド、可能ならば手首のプロテクター、ボディプロテクター
があると怪我と冷えの予防によい。
《通常連絡先》
本実習についての問い合わせは以下まで、もしくはスポーツ健康科学研究室(体育館内)に来室すること。
一川研究室:049-239-1342 or ichikawa@toyo.jp