オリンピック講座(全学部総合科目)

春学期水5 オリンピック講座

【サブタイトル】
オリンピック・パラリンピック講座 ―オリンピック・パラリンピックを哲学する―

【講義の目的・内容】
皆さんは、オリンピック・パラリンピックという巨大スポーツイベントと自分自身との関わり方を考えたことがありますか?
現在、4年に1度のペースで開催されているオリンピックは、元々は古代ギリシャで1200年近く続いた祭典競技会をモデルとしたものです。これに感銘を受けて、オリンピックの復興を近代に実現させたのがフランス人のクーベルタン男爵でした。クーベルタンはスポーツには時代や国に左右されない普遍的な価値があるとし、オリンピックの開催目的としてスポーツを通じた「人間教育」「国際交流」「世界平和」を掲げました。彼が掲げた理念を社会一般に広める活動は「オリンピック・ムーブメント」と呼ばれ、その最大の舞台としてオリンピック競技大会・パラリンピック競技大会が位置づけられています。
本講座はオリンピック教育の一環として実施し、オリンピック・パラリンピックに関わるバラエティに富んだテーマを毎回異なる講師陣がオムニバス形式で担当します。東洋大学所属の各教員の専門分野を下敷きにオリンピック・パラリンピックを語ることで、オリンピック・パラリンピックが単なるスポーツ競技会ではなく、社会のあらゆる側面と結びついていることが理解できるはずです。
半年間の講義を通して、オリンピック・パラリンピックを多角的に考えていきましょう。講義では、オリンピック・パラリンピックの理念やスポーツイベントに関する幅広い知識はもちろん、イベントを裏方で支える「スポーツボランティア」の実際にも触れていきます。
「哲学」を建学の理念として生まれた東洋大学の学生には、ただ単に「オリンピックを学ぶ」ことだけではなく、オリンピック・パラリンピックを題材として世界に広がる多様な価値観を学び、深く「哲学する」姿勢が求められています。

【学修到達目標】
1.オリンピック・パラリンピックの基本理念や基礎知識を理解する。
2.オリンピック・パラリンピックの競技の実際や、アスリートへのサポートについて理解する。
3.オリンピック・パラリンピックをめぐる諸問題を理解する。
4.オリンピック・パラリンピックを通して、世界に広がる多様な価値観を理解する。

【講義スケジュール】
※オムニバス形式のため、下記の講義スケジュールは(講義の内容・順番など)変更される場合があります。
各回のテーマと担当者は、以下を参照して下さい。

第1回 オリンピックの歴史(講義ガイダンスを含む)
第2回 2020東京大会の意義とは
第3回 これからの日本スポーツ界への期待
第4回 パラリンピックとは何か
第5回 トップスポンサーから見たオリンピック・パラリンピック
第6回 オリパラを支えるモノづくりと世界に発信する伝統文化
第7回 オリンピック・パラリンピックのレガシー
第8回 五輪開催地の光と影
第9回 オリンピックと法の関わり
第10回 オリンピックとプロパガンダ ―1936 ベルリン―
第11回 オリンピック・パラリンピックが抱える問題点
第12回 東洋大学とオリンピック
第13回 オリンピックとコーチング
第14回 オリンピック・パラリンピックムーブメントとは
第15回 総括